急成長を遂げるVTuber業界。その裏側を支える事務所のマネジメント業務は、未だ多くの課題を抱えています。株式会社Blue Labは、VTuber事務所のタレントおよびファンマネジメントに特化したSaaS型プラットフォーム「Fabstar」を開発。弊社STRIDは、その開発パートナーとしてご支援させていただきました。
同社で事業を牽引する福島氏と、開発の要である太田氏にプロジェクトの背景からSTRIDとの協業、そして今後の展望について詳しく伺いました。
株式会社Blue Labは、2017年にみずほフィナンシャルグループ発の「出島組織」として設立され、金融の枠を超えて社会課題の解決に繋がる新規事業を創出されています。
【課題】開発責任者への過度な負担と、モダンな開発体制の欠如
開発が開発責任者の太田一人に集中している状況に強い危機感を抱いていました。2025年3月に現在の事業へピボットして以来、3ヶ月以内でのアルファ版リリースという短期目標を掲げる中で、開発リソースの不足は深刻な課題でした。

世の中の潮流を押さえて新しい技術を取り入れる時に、さすがに少人数でビジネスも見ながらだと技術のキャッチアップが難しいと感じていました。属人化した開発体制では、最新技術を取り入れたモダンな開発を維持することが困難でした。
このような背景から、BlueLabはプロジェクトを加速させ、かつモダンな開発知見を持つ外部パートナーを探していました。
【解決策】STRIDのモダンな開発実績を評価
複数の選択肢がある中で、BlueLabがSTRIDを選んだ決め手は、アサインされたメンバーの専門性でした。
取り入れたかった最新の技術を活用した開発実績が豊富な点に加え、業界に知見のあるメンバーが主軸になっていただけるということで、STRIDさんに迷わずお願いしました。
単なる技術力だけでなく、モダンな開発実績と事業ドメインへの深い理解。その両方を兼ね備えている点が、パートナーとして選ばれた理由でした。
【成果】迅速なキャッチアップと「言われたものを作るだけじゃない」建設的な開発
「何よりもキャッチアップが早い。そこがすごくありがたかった」
協業が始まると、STRIDのエンジニアの適応力の高さに驚きました。弊社が構築してきた複雑なシステムにもかかわらず、短期間で仕様を理解し、ちゃんと戦力になってくれるまでの期間も想定以上に短かったです。

特に大きな成果として挙げられるのが、今まで手動で行っていた作業の完全自動化です。VTuberさんの配信動画のデータを取り込む処理は、手伝ってくれるまでは僕が手でやっていたんです。その自動化の設計を提案してくれて、かつスケジュールでちゃんと起動するようになって、バグもなく安定して動いてくれた。我々のサービスを維持するのに不可欠なところをやってもらえたなと思っています。
また、言われたことをそのまま作ってくれるだけじゃなく、『こうしたらいいんじゃないか』という議論を一緒にできた。同じ目線でやれたっていうのがすごく良かったです。
アーキテクチャ設計といった上流工程から深く関わり、事業の成長を共に考える「真のパートナー」として開発を推進できたことが、本プロジェクトを前進させる大きな要因となりました。
【展望】エンタメ業界のインフラとなるサービスへ
最後に、「Fabstar」の今後の展望を伺いました。
VTuber業界に限らず、エンタメ芸能業界はかなり属人化しているのが文化的に根付いてしまっています。そこにテクノロジーでできるだけ自動化して、みんなが利益を上げやすい環境を作りたい。それが実現できるインフラのようなサービスに育てていきたいと思います。
